背景
WEB接客のシナリオがTOPページのデザインを邪魔しているという相談があり、ポップアップのサイズを縮小する案の効果を検証しました。
対応(A/Bテストの内容)
以下の3パターンを1ヶ月間、均等表示、表示デバイスはスマートフォンでテストしました。
A 正方形260×260px 現状表示しているシナリオデザイン
B 正方形230×230px 縮小された同デザイン
C 長方形130×260px レイアウト変更し、表示要素変更なし
結果・考察
| パターン | サイズ | 反応率 | ゴール率 |
|---|---|---|---|
| A | 正方形 260×260px | 10.8% | 0.9% |
| B | 正方形 230×230px | 8.8% | 0.5% |
| C | 長方形 130×260px | 5.5% | 0.7% |
ゴール率:シナリオ表示されたユーザーがセッション内に予約完了に到達した数を表示数で割った率
最も大きいA(260×260px)が反応率・CV率ともに優位でした。サイズを小さくすると反応率・ゴール率が低下する傾向が確認できました。
まとめ(学び)
- 効果を優先するならサイズダウンは好ましくない。
- デザイン調整を優先したい場合は、配置位置・表示タイミング・表現(文言)の最適化を先に検討する。
- 次の施策:配置を右下固定にして表示頻度を調整するなどの追加テスト。
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