旅人は宿を探すとき、最初からその宿の魅力をすべて知っているわけではありません。
むしろ、多くの場合はその逆です。
客室。
温泉。
料理。
まず目に入るのは、そうした分かりやすい情報です。
しかし実際に予約を決める理由は、それだけではないことが少なくありません。
例えば海沿いの温泉地を訪れる旅人。
多くの方は温泉や料理には興味を持っています。
しかし、
満月の期間には美しいムーンロードが見られること。
この時期だったらいつ頃、海から昇る朝日を眺められること。
季節ごとや毎月夜遊びできるイベントがあること。
地域ならではの体験があること。
こうした魅力までは知らないことがほとんどです。
実は旅館やホテルの魅力の多くは、旅人がまだ知らない場所にあります。
だからこそWEB接客では、その出会いを創ることが大切だと考えています。
WEB接客の面白いところは、旅人が探していない情報を届けられることです。
もちろん、むやみに情報を押し付けるわけではありません。
旅人が関心を持ちそうな情報を、適切なタイミングで提案するのです。
例えば、
温泉ページを何度も見ている方へ露天風呂から見える朝日の話を伝える。
客室を比較している方へ、隠れ家的な空間がある客室を紹介する。
何度も訪問している方へ地域体験を提案する。
そうすることで、
「そんな楽しみ方があるんだ」
「知らなかった」
「その時期に行ってみたい」
という新しい期待が生まれます。
旅館やホテルの予約は、客室や料理だけで決まるものではありません。
・そこでどんな時間を過ごせるのか。
・どんな景色に出会えるのか。
・どんな思い出を持ち帰れるのか。
その期待が予約の行動につながります。
私たちはWEB接客を通じて、旅人がまだ知らない魅力との出会いを創りたいと思っています。
予約を促すことも大切です。
しかしそれ以上に、
予約したくなる理由を増やすこと。
それが大切なのではないでしょうか。
旅人が予約する瞬間には、必ず理由があります。
その理由をひとつでも増やしていくこと。
それが私たち宿屋をつなぐが考えるWEB接客運用です。
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