運用編 #03| 旅人がまだ知らない魅力を届ける

旅人は宿を探すとき、最初からその宿の魅力をすべて知っているわけではありません。むしろ、多くの場合はその逆です。

客室、温泉、料理。まず目に入るのは、そうした分かりやすい情報です。

しかし実際に予約を決める理由は、それだけではないことが少なくありません。

旅人が知らない魅力は、まだたくさんある

例えば海沿いの温泉地を訪れる旅人。多くの方は温泉や料理には興味を持っています。

しかし、

  • 満月の期間には美しいムーンロードが見られること
  • この時期だったらいつ頃、海から昇る朝日を眺められること
  • 季節ごとや毎月夜遊びできるイベントがあること
  • 地域ならではの体験があること

こうした魅力までは知らないことがほとんどです。

実は旅館やホテルの魅力の多くは、旅人がまだ知らない場所にあります。

だからこそWEB接客では、その出会いを創ることが大切だと考えています。

探していない情報を、適切なタイミングで

WEB接客の面白いところは、旅人が探していない情報を届けられることです。

もちろん、むやみに情報を押し付けるわけではありません。旅人が関心を持ちそうな情報を、適切なタイミングで提案するのです。

例えば、

  • 温泉ページを何度も見ている方へ、露天風呂から見える朝日の話を伝える
  • 客室を比較している方へ、隠れ家的な空間がある客室を紹介する
  • 何度も訪問している方へ、地域体験を提案する

そうすることで、

「そんな楽しみ方があるんだ」
「知らなかった」
「その時期に行ってみたい」

という新しい期待が生まれます。

旅館やホテルの予約は、客室や料理だけで決まるものではありません。

  • そこでどんな時間を過ごせるのか
  • どんな景色に出会えるのか
  • どんな思い出を持ち帰れるのか

その期待が予約の行動につながります。

予約を促すことより、「理由」を増やすこと

私たちはWEB接客を通じて、旅人がまだ知らない魅力との出会いを創りたいと思っています。

予約を促すことも大切です。しかしそれ以上に、

予約したくなる理由を増やすこと。

それが大切なのではないでしょうか。

旅人が予約する瞬間には、必ず理由があります。その理由をひとつでも増やしていくこと。

それが私たち宿屋をつなぐが考えるWEB接客運用です。


職業:旅人|Sueyoshi Hidenori

ブログをご覧いただきましてありがとうございます!職業:旅人|末吉です。当ブログでは日々のWEB接客運用で感じた気づきや小さな発見を記すログ。宿の現場から生まれる改善アイデアを、自分用の備忘録として残しています。

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