OTA依存からの脱却へ。WEB接客ツールの活用で自社予約率が240％向上、先行予約の増加にも成功

栃木県・新那須温泉に佇む「こころのおやど 自在荘」様では、新型コロナウイルスの影響により新規顧客の来訪が読めず、集客戦略の見直しが急務となっていました。特に、OTA（宿泊予約サイト）への依存から脱却し、自社サイトでの予約を増やすことが大きな課題でした。

■ 導入前の課題

• OTA経由の予約が中心で、自社予約比率が低い
• 自社サイトへの来訪者はいるものの、予約に至る導線が弱い
• 直近の集客に偏り、先々の販売が伸び悩む
  といった状況があり、自社サイトの潜在力を最大化する取り組みが求められていました。

■ 解決策

2020年6月、当社が提案する「WEB接客ツール導入＋運用支援サービス」を採用。
サイト来訪者の目的（記念日、家族旅行、温泉重視など）に合わせたシナリオ配信を実施し、

• 興味・目的に応じた訴求による離脱防止
• サイト内回遊の促進
• 各プラン・特集への効果的な誘導
  を行うことで、ユーザー体験を高めながら予約意欲を引き出す運用を行いました。

■ 成果

導入後、

• 直帰率の大幅減少
• サイト閲覧時間の増加
• 直予約が240％増加
  といった明確な成果を達成。
  特に、60日以上先の予約販売数が増加し、短期的な集客に頼らない安定的な販売モデルへと転換することができました。

■ 担当者の声

「現場の作業が増えず、ツールの運用を任せることで最適な接客ができるのが助かります。数字の改善だけでなく、『選ばれる理由』が明確になり、お客様の満足度も高まりました」

自在荘様では、WEB接客を通じてお客様一人ひとりに寄り添うオンライン接客を実現。結果として、予約数だけでなく、ブランド価値や顧客ロイヤリティの向上にもつながっています。